Salty Dog 歌集
No | 曲名 | 作詞 | 作曲 | エピソード |
1 | 象のいずみちゃん | 大島、小池 | 大島 | 旧部室で汚いこたつにあたりながら、小池と作った覚えがあります。 |
2 | おばちゃんが行く | 大島 | 大島 | |
3 | 晩夏 | 迫 | 迫 | |
4 | 手さぐり | 大島 | 大島 | 新曲を作ろうと思ってふと思い付いたコード進行Am/E7/F/Gに無理矢理合わせた歌詞なので 今読んでも良く意味が分からないです(^_^; |
5 | 孤独 | 小池 | 小池 | |
6 | 今日はお日様Happy Day | 迫 | 迫 | |
7 | 不自然 | 大島 | 大島 | メッセージソング |
8 | 誰か僕の部屋を掃除してください | 迫 | 迫 | |
9 | 桐生川 | 大島 | 大島 | 雑誌GOROで募集していた「宮崎芳子イメージソング」用に作った曲 |
10 | 無宇重 | 小池 | 小池 | |
11 | そんな奴 | 小池 | 小池 | |
12 | 行くときは、早く | 大島 | 大島 | |
13 | 月の出てない夜 | 迫 | 迫 | |
14 | 君に帰りたい | 小池 | 小池 | |
15 | 手さぐりⅡ | 大島 | 大島 | |
16 | 便所そうじ | 大島 | 大島 | |
17 | 傍観者 | 小池 | 小池 | |
18 | メルティングポイント | 大島 | 大島 | |
19 | 1人の部屋で | 大島 | 大島 | |
20 | 雨は優しく | 迫 | 迫 | |
21 | へらへらへら | 小池 | 小池 | |
22 | 命ですよ | 大島 | 大島 | |
23 | 一年たったら | 小池 | 小池 | |
24 | 微笑んでいるときは誰だって優しい人だから | 小池 | 小池 | |
25 | 季節風 | 迫 | 迫 | |
26 | 春の夢 | 迫 | 迫 | |
27 | ドカチン仕事 | 迫 | 迫 |
象のいずみちゃん
あたしゃ象のいずみちゃん
ここへ 来てから15年
あたいも昔は若かった
岡公園の人気者
あたいが振りむきゃ子供が喜び
あたいが芸すりゃ拍手喝采
あたしゃ象のいずみちゃん
岡公園の人気者
そんなあたいも年をとる
いつのまにやらこじわもふえて
腹もたるんで 鼻水たれて
昔の面影はない
あたいが振りむきゃ みんな逃げだし
あたいが芸すりゃ猿に笑われ
あたしゃ象のいずみちゃん
人気はさっぱり落ちた
だけどたまには心が和む
いつも変わらぬ子供の瞳
あたいを見てるその目は
なんてきれいなんだろう
あたいもまんざら捨てたもんじゃない
子供に夢をもうひと頑張り
あたしゃ象のいずみちゃん
岡公園の人気者
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おばちゃんが行く
おばちゃんが行く 日暮れ町の大通りを
買物かごを ぶらぶらさせながら
太ったおなかに 白いエプロン巻き付けて
今日のお買物どうですか
八百屋で大根3本 キャベツに 人参 ピーマン
今日のおかずはいったいぜんたいどんなもんかな
肉屋の前で今日は焼肉でもと
思ったけれど我慢して
魚屋で さんま3匹値切って買い込んで
おばちゃんが行く 夕日に赤く染まった
商店街をのし歩く
おばちゃんは行く バーゲンセールを目指して
隣町まで 電車に揺られながら
デパートにつけば まわりはライバルばかり
売り場を目指して 突撃だ
このワンピース私が先よ
いえいえあたいが先なのよ
二人でとっかえ引き換え 蹴飛ばし張り倒し
今日は何でも安いから
手当りしだいに買って帰りたい
だけどいつも帰ってから 後悔するのよ
おばちゃんが行く 大きな袋をかかえて
商店街をのし歩く
おばちゃんは、今日も家族のために張りきる
ほんとに ほんとに ご苦労さん・・・・・・
晩夏
風が止まった夕暮れには
過ぎ行く日々が色あせる
あの日あの時燃えていた
心は今はもう
夏が終わりを告げながら
心に時を刻み込む
若き日々遠い昔
帰れないあの頃
広がる夢が いつもこの僕を
つつんでくれたはず
風が止まった夕暮れには
寂しい人に声かける
いつの間にか時は流れ
また歳をとって
窓辺に飾った風鈴は
君と僕の愛のかたみ
愛し愛され傷ついて
そして別れた
愛した人の後ろ姿が
涙でかすんで見えない
どこかに忘れてきた時を
さがす夏の終わり
愛した人の後ろ姿が
涙でかすんで見えない
手さぐり
途切れた糸を手さぐり
見つからぬと泣いてはまた
君はいつでも手さぐり
見せる素顔がゆがんでく
言葉をさぐる唇は
ぎこちないよで愛を語るが
心は今も手さぐり
一人一冬凍えるか
共に生きる 二人なら
飾る言葉は もういらぬ
愛した君が夢をみる
僕もつられてふらり浮き足
行く手は大きな穴だらけ
落ちればそれで途切れる
途切れた糸を手さぐり
見つからぬと泣いてはまた
君はいつでも手さぐり
もはやこれまでと諦める
夢ではらせ 洗い流せ
愛という字が にじんでゆく
夢ではらせ 洗い流せ
愛という字が にじんでゆく
孤独
雨が降る夜に男が一人
夢を捜し求めて旅にでる
世の中の人たちは あくせく働き回る
それを見て男は 苦笑い
明日がないことなんて
自分が一番知っているのにさ
今日もあてない旅を続け
明日は疲れた靴の中
私は誰でしょ 名もない男さ
どんより雲の日は どこかの誰かが
すたれた歌うたう声がする
一人じゃないんだ私もいるんだ知ってるかい
しなびた声には 朝日は見えない
あなたもそうでしょ名もない男さ
明日がないことなんて
自分が一番知っているのにさ
今日もあてない旅を続け
明日は疲れた靴の中
私は誰でしょ 名もない男さ
今日はお日様 Happy Day
今日の天気は 青空 Happy Day
君を誘って あの山を登ろうか
今日は学校も 仕事もないから
君と二人で 野をこえ山こえ
Let’s Go Driving
キラキラ お日様 心まで染み込んで
走る 車も とてもリズミカル
空も 山も 海も
僕の心は So Happy Day
今日の天気は お日様 Nice Day
君を誘って 海でも見に行こうか
こんなに空が 青いときは
君と二人で歌うたいながら
Along The Sea Side
まぶしい白波 打ち寄せる砂浜を
素足で歩けば心は So パラダイス
空も 山も 海も
僕の心は So Happy Day
明日のことなんか 考えないで
毎日楽しく 過ごしたい
空も 山も 海も
僕の心は So Happy Day
不自然
思いやりは なんてなんて 不自然なんだろ
他人のために 自分をぐっと 押さえつけて
おいらの やりたいように やらせておくれ
思うままに 自由に 自然のままに
だけどそうすりゃ 他人様を 傷つけちまう
思いやりは なんてなんて 不自然なんだろ
平和な世界 なんてなんて 不自然なんだろ
紙の上だけ 上辺だけ 仲良くしてさ
気にいらなきゃ 殴りたい 力で決めろ
本当は やりたいのさ 戦争開始
ほっときゃすぐに 崩れるそんな 平和な世界
平和な世界 なんてなんて 不自然なんだろ
そんなこと言ってる おいらはなんて
不自然なんだろ
嫌な奴でも お世辞使って ペコペコしてさ
好きなことを やりたい 嫌なことは いや
なるべく楽を したい 怠けていたい
だけどそんな ことは言わず じっと我慢してる
そんなおいら なんてなんて 不自然なんだろう
誰か僕の部屋を掃除してください
誰か僕のお部屋を掃除してください
誰か僕のお部屋を掃除してください
畳にへばりつきそうな 百万年床
見栄だけで取っている 読売新聞
コタツの上には 五日前の納豆定食
カラッカラにしなびて 乾燥してるよ
誰か僕のお部屋を掃除してください
誰か僕のお部屋を掃除してください
脱ぎっぱなしのセーター 散らかり放題の靴下
一ヶ月はき続けたジーパン袖の破れたジャンパー
押入の中には 洗濯物の山
臭いのでどこは やっぱりここかな
誰か僕のパンツを洗濯してください
誰か僕のパンツを洗濯してください
三日坊主の単行本出しっぱなしのカセットテープ
28点の答案用紙 買っただけの教科書
誰か僕のお部屋を掃除してください
誰か僕のお部屋を掃除してください
桐生川
春の日に桐生川の ほとりを歩いてみました
なぜなれば心の中を 冷たい風が吹いたから
歩き疲れて寝ころべば 空の雲さえ生きている
声を張り上げ駆け回る 小さな子供も生きている
いつも変わらぬ青空にやきもちをやいた
朝もやの中里橋で 老人が一人見おろす
川面には色鮮やかな 織物がゆらりゆれていた
土手をつたってブラブラと 僕は一人もの思い
いつまで続くこんな朝 心洗われるこんな時
川は流れてしまうけど せめてこのままで
恋すれば心の中は やかれてこがれて浮かれて
あの娘はね古い町が 似合う可愛い娘なんだ
二人で歩く田舎道 あの娘は急にかけだした
小さな花を見つけたと 楽しそうに笑ってた
いつも変わらぬ優しさに 僕はひかれた
無宇重
一人でいるのが 辛くなるってあるよね
誰かの言葉のきざはしが
気になることってあるよね
そんな時
夢が見たくなるのさ
地図のない旅 ハブラシ一つ
そんな自由が 僕は欲しいのさ
ちょっとした優しさが それが全てだね
君と僕とをつないで いるものなんだね
雨に打たれりゃ
ほらもう何処かへいっちゃった
傘の一つが 僕たちにはない
君の心は 君だけのものさ
気ままな独り言 それだけが自由さ
僕は明日から 一人で行くんだ
そんな奴
口癖はキザなことばかり
口だけで何もやろうとせず
何を考えているのかわからない
そんな奴 ウーウーウー
約束を破っても大丈夫
やることはいつも中途半端
口だけで何もやろうとせず
そんな奴 ウーウーウー
人を信じることができない
みんな自分のことだけ考えている
ゆくときは早く
鎖につながれた小犬の頭を
そっと撫でながら遠くを見ていた
そんなしぐさが悲しかったから
無理やり君を誘ったりして
騒がしい町を眺めながら
軽い冗談を言い合ったりした
夢を追う君と見つめることが
本当の恋と思ってる僕
君の目はいつも遠くを見ていた
僕はその目を見つめていた
騒がしい町と しらけた人々
何もかもが空しかった
やがて季節と人が移り
太陽さえも濁っていく
男は誰でもうまく言えない
自分の心の素直さを
消えていく君と呼び止める影が
灰色の歩道にかすんで行った
せめて凍りついた 時計と光が
春に よみがえるまで待っていよう
月の出てない夜
月の出てない夜だから
そこにいる君の素顔も今は見えない
愛し合い傷つけ合い生きてきたのに
これ以上進めないそんな気がする
愛というものが永遠のものなら
こんなにつらくもなかっただろう
MY LOVE IS GOING OUT NOW
とても信じられない
IT’S JUST TIME TO SAY GOOD BY
もう戻れない帰れない
星の見えない夜だから
空を見上げることさえも今はしない
出会った頃の二人は
まるで夢の中の出来事信じられない
愛というものに証があるなら
二人苦しむこともなかっただろう
MY LOVE IS GOING OUT NOW
とても信じられない
IT’S JUST TIME TO SAY GOOD BY
もう戻れない帰れない
愛というものが永遠のものなら
こんなにつらくもなかっただろう
MY LOVE IS GOING OUT NOW
とても信じられない
IT’S JUST TIME TO SAY GOOD BY
もう戻れない帰れない
月の出てない夜だから
君に帰りたい
通いなれた道家へと急ぐ夜の闇の中で
気が付くと君の名前呼んでる戻ってこいと
君は目の前の幸せを追い僕の心が見えない
僕は君の心をさぐり君の心におびえる
いつだって物語のようにいかなかった君と僕
目を閉じると君の笑顔が僕に話しかける
目を開けと僕は一人で闇と静寂の中
心が離れて初めて気づく君の我がままがほしいと
君と二人で歩いたこの町僕は一人であるく
恋人たちが楽しそうに目の前を通る
君からもらった鈴の音が君に戻りたいと
うなずく僕は帰り道のないことを知ってる
いつか君と結ばれるものと信じていた僕だけど
目を閉じると君の笑顔が僕に話しかける
目を開けと僕は一人で闇と静寂の中
心が離れて初めて気づく君の我がままがほしいと
君の我がままがほしいと
手さぐりⅡ
愛した人が夢を見る
私つられてふらり浮き足
行く手は大きな穴だらけ
落ちればそれで途切れる
とぎれた糸を手さぐり
見つからぬと泣いてはまた
心の中は手さぐり
もはやこれまでとあきらめる
心変わりしたあなた
愛という字がにじんでゆく
あなたと私を結んでた
赤い糸が途切れてしまい
二度と結べぬ糸だけど
あなたの切れ端さぐるのよ
愛しているからさようなら
一度は心に決めたはずなのに
私は今も手さぐり
あなたはもういないのに
悪い夢と言わせてよ
すがることもできないの
心変わりしたあなた
愛という字がにじんでゆく
便所そうじ
授業が終れば 俺たちは便所へ(便所,便所)
ここが最後の 試練の場所だ(これで終わりだ)
たとえどんなに(どんなに)
きたなくても(くさくても)
やりとげた後には 充実感があるさ
床に水をまき ブラシでこする(ゴシゴシこする)
こびりついているものを たわしでこする(こすりおとす)
上履きは水が(しみこんで)
びしょびしょで(冷たいよ)
制服にもしみこんで ああーーくさい
入口から3番目の ドアを開けると(おっとどっこい)
誰が忘れたのか 巨大なものが(みごとなものが)
悠々とトグロを(とぐろを)
まいていた(ほこらしげに)
ついにきたこれが 運命の出会いだ
1人2人と吐き気を催し(ゲロゲロ ゲロゲロ)
ついに俺だけが 取り残された(しかたないから)
鼻をつまんで(くさいから)
片目を閉じて(みにくいから)
息を止めて 俺は戦った
ついにたどり着いた
便器のペダル(運命のペダル)
踏むと巨大なものは
流れ去った(あとかたもなく)
これですべてが(すべてが)
終わったのだ(終わったのだ)
臭いをまき散らして 俺達は帰る 俺達は帰る
傍観者
今の世の中 何が一番大切なんだろう
そうさなんたって自分が大切 自分が可愛い
人がめいっぱい 頑張っていても
ただそれを見ているだけの 傍観者
だからなるべく 自分が損しないように
今日また誰かが 馬鹿なことをやってる
それになんだかんだいって
評論家のおじさんみたい
自分では何もせずおりこうさん
そうさなるべく めだたないように
そうさなるべく 自分の力を使わないように
一番楽なのは 自分が何もしないこと
そうさなるべく めだたないように
そうさなるべく 自分の力を使わないように
でもなんだか つまらないな
どうしてだろう
メルティングポイント
今日はあの娘とデート
めかしてすかしてきどってみたり
今日の天気は上昇気分
さあそろそろ出かける時間
車をとばしてどっか行くのも良いけれど
こんなに天気の良いときは 腕を組んで歩こうよ
本町通りを北から南へ
心はもうメルティングポイント
なんだかとってもメルティングポイント
歩き疲れたらあの店で
ウインナーコーヒーでも飲もうよ
軽い話しも飛び去って
急にどきどき良いムード
面白い話しも楽しいけれど
ほんとはこんな風に君を見つめていたい
うつむく君に小さく I Love You
心はもうメルティングポイント
なんだかとってもメルティングポイント
さあそろそろ表へ出よう
今度は小さなブティックでものぞこうか
いつか君とおそろいの
白いセーター買いたいね
そうすりゃ君と僕も溶けあって
二人の愛はあがるばかりさ
可愛い君が好きなのさ君が
心はもうメルティングポイント
なんだかとってもメルティングポイント
可愛い君が好きなのさ君が
心はもうメルティングポイント
なんだかとってもメルティングポイント
1人の部屋で
出会いに別れはつきものさと
あなたが最後につぶやいた
それはなぐさめの言葉かしら
2人は目をそむけたまま
愛には裏切りがつきものと
私は心で言った
涙がこぼれるわけ教えて
わかっていたことじゃないの
そとでは雨が降り出し
私は部屋に一人
残ったカップが2つ
みつめてるだけ
私に残されるものは 悲しい思い出だけ
愛しているという言葉には
いつも不安がつきまとうの
思いがけない別れをいくつも
のりこえてきた私です
だけど今度こそはと思うの
いつかはめぐりあえるはず
生まれたときから結ばれている
あなたがいると信じてる
暗い部屋の中じゃ
何にも見えないから
一人でいる寂しさを
忘れられるの
私に残されるものは 悲しい思い出だけ
私に残されるものは 悲しい思い出だけ
雨は優しく
濡れた歩道が街灯の灯を映して
一つ傘で腕組む恋人どうし
僕は一人ぼっちポケットに手を突っ込んで
背中丸めて重い足取り
こんな時あなたの声を聞きたいけれど
届かない僕の声僕の心
傘もない僕に雨は優しく
冷たくまるであなたのよう
楽しいときもつかのまの夢
過ぎた後には冷たい雨が心まで濡らして
こんな雨の日にあなたを呼んでみても
届かない僕の声僕の心
こんな雨の日あなたを呼んでみたけれど
届かない僕の声僕の心
僕の心
へらへらへら
私は失敗ばかり 恐れている臆病者
失敗恐れて何が できるというのだ
行動しなければ 何も生まれないじゃないか
行動して初めて 原点に存在するのだ
その原点に立つ前に くじけてしまう私
自分の事だけ考えて 他人の目を気にしないで
勝手気ままに生きたら どんなに幸せだろう
でもいつもいつも 自分の姿見失って
へらへらへらへら 他人にあわせて生きる
少なくとも自分にだけは 嘘をつきたくない私
命ですよ
この世で一番大事なのは
僕の命ですよそれだけ
他には何もありません
だから命さえ安全なら
命にかかわらぬ事なら
痛くも痒くもありません
悲しくて悲しすぎても悲しみ抜けますよ
どんな辛いことがあっても
死ぬわけじゃないとわかれば
苦しむことも耐えられる
苦しくて苦しすぎても苦しみ抜けますよ
命にかかわらぬ事だから
生きていればみんな思い出に
思い出にしてしまえるさ
いろんな事があるはずさ
だから命さえ安全なら
きれいな夢も見られるよ
流れてく動いているんだ生きているからね
流れてく動いているんだ生きているからね
一年たったら
今年の冬はひとりぼっち
去年の今ごろはいつも二人でいた
今年の冬はひとりぼっち
優しい君の顔はもう見えないから
今年の冬はひとりぼっち
冬枯れの中フロントガラスには
枯葉が舞っている
君がいないかと店の前をいつもの遠回り
会ってしまえば自分が苦しいことは
自分が一番知ってる癖に
今年の冬はひとりぼっち
去年の今ごろはいつも二人でいた
一年経ったら小さな君の肩の
ぬくもりも忘れてしまった
君の好きだった Now and Forever
君の匂いがする
大好きだった君の事を
忘れちまえよって言った
あいつが今の君の彼
今年の冬は wo wo wo
今年の冬は wo wo wo
今年の冬はひとりぼっち
微笑んでいるときは誰だって優しい人だから
微笑んでいるときは誰だって優しい人だから
いつも微笑んでください
いつもその顔を見たいから
誰にも優しさを分けて
誰だってほんとは淋しがりやだから
私の回りから微笑みが消えたときに
世界中の全てが敵に見えてしまう
そんな時誰にも会わないで息をひそめ
私を責める影に一人話しかける
微笑んでいるときは誰だって優しい人だから
いつも微笑んでください
いつもその顔を見たいから
誰にも優しさを分けて
誰だってほんとは淋しがりやだから
私の心から優しさが消えたときに
愛する人たちが一人づつ去って行く
そんな時誰にも会わないで息をひそめ
私から去る人に一人話しかける
微笑んでいるときは誰だって優しい人だから
いつも微笑んでください
いつもその顔を見たいから
誰にも優しさを分けて
誰だってほんとは淋しがりやだから
季節風
枯葉が落ちた公園を歩く
いくつの夢が消えたの
住み慣れた街はいつもと同じ
凍える冬を待っている
いつもなら君と歩く散歩道
捨てられた夢が落ちている
素直じゃないからいつも繰り返し
僕一人取り残されて
時の流れに流されて
消えてしまったの
優しい瞳は消えて
素顔の君がとても素敵さ
忘れはしないいつまでも
誰もすわらない白いベンチ
風の中でこしかける
からっ風吹いて心が冷えて
悲しいメロディー歌うだけ
時のいたずらすれ違い
信じ合えなかった
愛は君と共に消えた
精一杯の僕の気持ちは
秋の中に捨て君を待つ
素顔の君がとても素敵さ
忘れはしないいつまでも
春の夢
春の土手道を一人で歩いた
小さな草花と暖かな太陽が
私に微笑みかけるそんな安らぎを
いつか与えてくれた春の夢みたけれど
あなたの心に入り込めずに
思い出になってしまったあなただけれど
今でも心の中にあなたは去って行く
春の草原一人寝ころんだ
青の空の向こうに私を呼ぶあなたの姿
風に流され消えて行くあの白い雲のように
あなたも去って行くの春の夢みたけれど
あなたの心はつかめないまま
思い出になってしまったあなただけれど
今でも心の中で微笑みかけてくれる
思い出になってしまったあなただけれど
今でも心の中で微笑みかけてくれる
ドカチン仕事
夏の日差しはかんかん照りで 汗がぽたぽた目にしみる
この前から始めたドカチン仕事 金を稼ぐにゃいいバイト
つるはし担いで地下足袋はいて 硬い地面を掘り起こす
半日続けりゃ手にまめ出来て 痛くて辛いこの仕事
去年の夏 君との出会い 忘れはしない
遠くに住む君に会うため
どうしてもお金が必要なんだ
汗がぽたぽたあごから落ちる お昼休みはまだ遠い
夏が暑いのは当り前 辛い仕事もしかたないけど
人目を盗んで木陰にふけて マイルドセブンをひとふかし
ふと空を見上げると 現場のおじさんの怒鳴り声
こら真面目に働かにゃ おまえの給料払わぬぞ
白い砂 焼けた肌 潮の香りが僕を呼ぶ
長い髪のシンデレラ
僕が行くまで待ってておくれ
夏の日は長いまだまだ暑い お昼休みはもう少し
夏の日は長いまだまだ暑い
気を取りなおしてもうひと頑張り